2020年4月に本格的にスタートした建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録情報を活用した「建設技能者の能力評価
制度」で、5月末までにレベル判定を受けた技能者が3,260人となったことが発表されました。
内訳は、レベル4(カードの色・ゴールド)が261人、レベル3(同・シルバー)が1,248人、レベル2(同・ブルー)が1,751
人となっています。
なお、登録基幹技能者については、CCUS登録のみでレベル4の判定を受けられる9月末までの特例措置があるため、上記の
人数には含まれていません。
登録基幹技能者約7万人のうち、約3万人がCCUS登録を行いゴールドカードを取得しています。
申請が多い職種は以下の通りでした。
1.鉄筋 870人
2.機械土工 743人
3.内装仕上 520人
4.とび 362人
5.型枠 268人
国土交通省は2019年度、職長・中堅クラスの技能者らを対象として「マネジメントスキル向上のための特別講習」を開き、
技能者6,797人が受講しました。特別講習の受講者は、8月末までにレベル判定を受けると手数料が無料になります。