国交省が2022年度建設業許可業者数の調査結果を発表

国土交通省では、2022年度末の全国の建設業許可業者数を発表しました。

 

全国では、474,948業者となり前年比 345業者減少しました。

もっとも多かった平成12年3月末の600,980業者をピークに、減少して、平成26年3月末には

469,900業者に。以降は増加に転じていました。

 

なお、一般・特定の別としては、

 一般建設業許可 450,146業者(前年比▲755業者)

 特定建設業許可  48,365業者(前年比 +542業者)

 

許可を取得している業者が多い上位3業種は、

「とび・土工工事業」178,667 業者(許可業者の 37.6%)

「建築工事業」144,623 業者(同 30.5%)

「土木工事業」130,959業者(同 27.6%)となりました。 

 

前年同月に比べて取得業者数が増加した許可業種は 24 業種で

増加数の上位 3 業種は

 解体工事業 2,447 業者(3.9%)

 塗装工事業 2,052 業者(3.0%)

 鋼構造物工事業1,880 業者(2.2%)です。

 

2022年度における新規許可・廃業等の状況は以下のとおりです。

① 新規許可

 新規に建設業許可を取得した業者は、16,404 業者で、前年度比▲2,402 業者(▲12.8%)の減少。

② 廃業等

 2022年度中に建設業許可が失効した業者は 16,749 業者で、前年度比▲716業者(▲4.1%)の減少。

 内訳としては、

    建設業を廃業した旨の届出を行った業者が 7,476 業者(前年度比▲567 業者(▲7.0%)の減少)

 許可の更新手続きを行わないことにより許可が失効した業者が 9,273 業者(前年度比▲149 業者(▲1.6%)の減少)となっています。

 

全国の統計のうち東京都では、43,571業者で、前年比+36業者増加しました。

もっとも多かった平成12年3月末の56,300業者をピークに減少して、平成30年3月末には42,730業者に。以降は増加に転じています。