~深呼吸タイムを作りませんか~(2022年10月号)

=サクっと一息=
 ~これが解けたらあなたは天才?~

—問題—   
小学生のツトム君とミワちゃんは大の仲良し。とっても気が合います。
遠足の時も運動会の時もキャンプの時も、
偶然にも3回ともお弁当の中身が一致だったのです。
さて、お弁当の中身は何だったのでしょう?
                 (「脳内エステ IQサプリ」より抜粋)                         
                              ※答えは一番最後にあります                                                            

=スッキリ一息=

 みなさんは、最近 深呼吸をしていますか?
感染対策で心身が緊張してしまいがちかと思います。マスク生活は定着しましたが、呼吸しづらく酸素を取り込む量が減り、疲れやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
呼吸を吐く秒数を測ってみて下さい。14秒以上息が吐ける人は深い深呼吸が出来ています。
 そして、1分間に何回呼吸しているか数えてみましょう。
呼吸の理想は1分間に8~10回です。15回以上だった人は呼吸が早く、ストレスを感じている可能性が高く、回数が多いからと言ってより多く酸素を取り込めているわけではありません。
意識的に大きく息を吸って、ゆっくりと吐く…それだけでカラダにもココロにも嬉しい変化が起こるのだそうです。
まずは、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。

◆それでは、深呼吸タイムです
 回数は自由です。
最初は1日に1回からでも構いませんので、体調に合わせて無理せず、心地よいと感じる方法でリラックスして行いましょう。
少し物足りない、という方は、1回深呼吸してから2分ほど休みを入れながら10回、と増やして続けてみてもよいでしょう。

◆ポイント
POINT① — まずはしっかり吐いてみる
  リラックスした姿勢(座位、仰向き)で行います。
吸うことから始めがちですか、人間のカラダは
息を吐き切ると自動的に吸うように出来ていますので、まずは肺の中の空気を吐いて出しましょう。
POINT② — 吸う時は鼻から
「吸うのは鼻から」を習慣づけましょう。
鼻から吸えば、粘膜や鼻毛などがフィルターとなり、
ホコリやウイルスがダイレクトに肺に入らず、湿気のある優しい空気が入って来ます。
POINT③ — ゆっくりと
 腹部を2.5cm~5cm膨らませるまで、深く息を吸い込みます。
息を吸う時はゆっくり4秒、吐くときはゆっくり8秒数えながら行ってみましょう。
(数は目安です。吸う時が3秒なら吐く時は6秒など、倍数がおススメです)
POINT④ — 吸う=広げる、吐く=縮ませる
 基本的に息は手を伸ばし広げることで吸いやすくなり、カラダを縮ませることで吐き出しやすくなります。
呼吸のリズムに合わせ動作でサポートしてあげると、より自然に、気持ちよく深呼吸
出来ます。
POINT⑤ — 特にオススメの時間帯  
–朝–
 1日を心地よく過ごすためにも、酸素がフレッシュに入って来る朝に取り入れるのもよいです。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが深呼吸に
よって刺激され、特に朝の光で活発化します。
朝が弱い、いまいちやる気が出ない、という方は試してみて下さい。
–就寝前–
 目を閉じ、頭から足先までカラダの隅々に酸素を巡らせ、1日の疲れをカラダの外へ出すイメージでリセットしましょう。

 

 疲労回復の観点から、呼吸を担う上半身は力みが少なく、全身の血流に関わる下半身は稼働している状態が理想ですが、
パソコン作業やテレビ鑑賞、
ステイホームの影響で座る時間が長くなり、反対になっている人が多く、
上半身が縮こまってしまいうと自然と呼吸が浅くなりがちです。
さらに下半身は使われていない状態ですので、動いていないのに疲れるという悪循環を生み出しているのです。

深呼吸が身体にどんないい変化をくれるのか、詳しくはまた後の記事でご紹介して行きたいと思います。
まずは理屈抜きで深呼吸!
朝晩ご自宅で、時にはソーシャルディスタンスが保てる空気の良いところで、意識的に背筋を伸ばして深呼吸をし、酸素を
カラダに取り入れるよう心がけてみませんか。

 

クイズの答え👉=
三回一致 → 三度一致 → サンドイッチ