~体感温度を下げるちょっとした工夫を~(2022年8月号)

=サクっと一息=
 ~これが解けたらあなたは天才?~

—問題—   
街の女性100人に聞きました。
三択問題、答えは1つ!
「赤ちゃんと言われて思い浮かべる年齢は?」
    ➀0歳 ②1歳 ③2歳

              (「脳内エステ IQサプリ」より抜粋)                         
                              ※答えは一番最後にあります                                                            

=スッキリして一息=

全国的に厳しい暑さの中、皆様お疲れ様です。長い夏となりそうですね。
外気温を下げることは出来ませんが、ちょっとした工夫で体感温度を下げることは出来ます。今回は、その方法をいくつかご紹介いたします。

インテリアで工夫を
1.平面をたくさん作る
何をどう飾るか、それよりもテーブルや家具の上に細かいモノを置かない事こそ、涼しく見せる最大の方法。
つい出しっぱなしにしがちな新聞・雑誌やDMなど、紙類をまとめておく事が片付いて
見える近道です。
床・壁・家具の上にモノがなく、広々とした平面が沢山見える部屋は、視覚的な
情報が少なく、気持ちが休まります。
カゴやトレイを使って散乱を防ぎ、楽に片付けるようにしましょう。
前回の「断捨離」も是非ご参考になさってください。

2.グリーンを使って
「緑のカーテン」は室内温度が1~2度下がり、体感温度を下げる効果抜群ですが、お部屋のタイプによっては難しく、朝夕の水やりは忙しいので負担という方は、お部屋に一鉢の植物を。
これだけでも目に涼しさ
を感じさせてくれます。
暑さに強く、お部屋の日当たりに適した植物をお花屋さんに尋ねて買いましょう。鉢カバーを天然素材にすると、より涼し気です。

3.寒色を取り入れる
夏におすすめのカラーは、白と並んで、青・緑・紫といった寒色系の方が圧倒的に涼し気に見えます。カーテンやラグ等の大きな面積で使えば一層効果的ですが、壁の絵や花びんの生花、ランチョンマットなど、小さな物でも十分効果があります。
色数が多いと、また暑苦しく感じるものです。特に夏はお部屋に置く物の色をなるべく統一しましょう。
透ける素材も涼しさアップに役立ちます。普段はしまってあるガラス器も、インテリアとして活用してみては如何でしょうか。

4.風を感じる工夫
風鈴のチリンという音が涼しさを呼ぶのは、それを動かす風を感じるためです。お住まいの環境で、音が憚られるなら、家の中の風の通り道に、薄く透ける素材ののれんなどを掛けることで、風のそよぎを視覚化し、風を感じる工夫をしてみては。
軽い生地であれば、少しの風でも翻り、涼しさを感じさせてくれます。
風が通り抜けるためには、開口部を二箇所以上開けておくこと。
一箇所だけ開けておいても、抜ける所がなければ風は入って来ません。一面しかない窓でも、両端を少しずつ開けておけばOKです。
 また、クッションカバーや間仕切りなどのファブリックには、麻やオーガンジーなど、風を通す感じの涼し気な物を使います。触れるとシャリっとした感触の布なら、実際に触れてもベタっとせず爽やか。収納や敷物には、籐やイグサ、竹などで編んだものを取り入れましょう。

エアコンだけに頼ると、かえって体調を崩す方もいらっしゃるかと思います。
ちょっとした工夫で少しでも体感温度を下げ、この厳しい夏を乗り切りましょう!

クイズの答え👉=
問題の中に既に答えが。答えは「1つ」=1歳とちゃんと行っていますね。