風邪・ウイルス感染予防=「自分の体の中に病原体を持ち込まない」
皆さんも「手洗い」と「うがい」は徹底されているかと思います。今回は、特に感染部分である「喉」の保湿対策で、加湿器やマスク以外にお手軽に出来ることをご紹介します。
◆喉に潤いを。水分補給を忘れずに◆
気温が低く空気が乾燥すると、喉の粘膜の表面が傷つきやすくなり、防御機能が低下し、ウイルスが侵入しやすくなります。インフルエンザ等のウイルスが喉や鼻の感染部分に到着してから、細胞内に侵入するまでに、最速で20分と言われていますので、出来れば20分おきに水分補給をし、喉の潤いを保ちましょう。
※特に水分補給の時間が空く寝る前と朝起きた直後は、常温の水か白湯を飲むことを強くお勧めします。
◆塩水でのうがい◆
普通の水よりも塩水の方が殺抗菌効果もあるので、家でうがいをする帰宅時や、喉の調子が良くないと感じた時は、食塩水でうがいをしましょう。喉の腫れを抑え、口内を清潔に保つ効果があります。
喉風邪気味の時塩水でもうがいをすれば、割とすぐ治ります。
※濃度目安 ぬるま湯1カップ+食塩小さじ1/4~1/2
◆飴(のど飴)を舐める◆
・のど飴には、喉に良い成分が含まれていますが、何よりも「飴を舐める」ことが喉のケアに繋がります。
飴を舐める → 唾液を出す効果 → 口の中が潤う = 気道に入り喉も潤う + 唾液で抗菌される
・配合されている成分で選ぶなら
【ハーブエキス配合】
清涼感があり、気分もリフレッシュします。
※「メントール」「ハッカ」は、 疲れた時のリフレッシュには良いですが、喉に痛みが
ある場合は、成分が刺激になる事も多い為、清涼感のないものを選ぶのが良いでしょう。
【マヌカハニー配合】
通常の蜂蜜よりも抗菌力が高く、喉のケアが必要であるプロの歌手やアナウンサーからも
人気のある成分です。
【プロポリス配合】
天然の抗菌物質とも言われています。
喉がイガイガして「風邪をひきそう」と思った時に舐めると風邪にならずに治まるという意見も多く、
人混みに出かける時等にも舐めると効果がありそうです。
【生姜配合】
喉に良いだけでなく、体の冷えにも効果が期待出来そうです。辛味が苦手という方には蜂蜜と一緒に配合されているもの
もおススメです。
古くからのど飴を扱っているメーカーから「医薬品」「医薬部外品」「食品」の各分類、多く発売されています。
医薬部外品でも、喉の殺菌や炎症の軽減などある程度の効き目が期待出来ますし、コンビニで気軽に購入できる食品に分類されるものでも、効果はあります。
配分されている成分やフレーバーも種類は豊富にありますので、のど飴人気ランキング等も参考に、喉を潤すだけではなく、ご自分の好みに合ってリラックス出来るものを探してみては如何でしょうか。
—-前号2020年11月号 vol.100の脳トレの答え—-
第1問 ハンドル 第2問 バッタ 第3問 6+3=9 でした。果たして正解率は…?