現在、建設業許可・更新申請及び経営事項審査(以下「経審」)の申請手続きは全て書面で行われていますが、
この申請に係る書類が膨大になっており、申請者は書類の準備や確認に多くの時間を取られています。
また、審査者にとっても提出された書類の確認に多くの時間を取られ事務負担が大きくなっています。
そこで、国土交通省はまず2019年度中に建設業法令を改正して、許可・経審の申請書類の簡素化を図る予定です。
更に、2020~2021年の2カ年でシステムの改修を進め、2022年度より電子申請へと移行を計画しています。
申請する立場からみれば、提出書類の簡素化は非常に有り難い改正です。また、税務申告、登記申請、指名参加申請など、
官公庁の手続きも電子申請が主流になって来ていますので、是非ともスムーズな移行を望むところです。