既に国税では利用されている方も多いかと思いますが、地方税においても令和元年10月1日から共通納税システムがスタートし、ダイレクト納付が可能となります。こちらの利用により全ての地方公共団体に対してパソコンからの電子納税が可能となりますので、金融機関窓口等へ行く必要がなくなり、事務負担の軽減に繋がるかと思います。
1.納税可能な税金
(1)法人都道府県民税
(2)法人事業税
(3)地方法人特別税
(4)法人市町村民税
(5)事業所税
(6)個人住民税(特別徴収分、退職所得分)
本税以外にも延滞金、各種加算金も対応となります。
2.ご利用手続きの方法
利用開始の手続きは令和元年9月24日から開始します。登録の具体的な方法につきましてはeltax(地方税ポータルシステム)にてご確認下さい。
(1)利用者IDの取得
申告を電子申告で行っている方は既に取得しているため取得手続きは不要です
(2)『地方税ダイレクト納付口座振替依頼書』を金融機関に送付
利用する金融機関に送付します。審査には最大で1か月程度を要する場合があります。承認・不受理等はeltaxのメッセージ照会により確認します。
(3)口座登録
(2)が受理されたメッセージが届きましたら、口座登録を行い、これで利用可能となります。