国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる2019年分の路線価(1月1日現在)を発表しました。
全国の平均値は1.3%の上昇となり、前年の上昇率0.7%を上回りました。地方にも波及しつつある訪日客の増加や再開発などが地価上昇をけん引しているようです。
<都道府県別の上昇率トップ5>
1位 沖縄県 8.3%(前年比+5.0%)
2位 東京都 4.9%(同+4.0%)
3位 宮城県 4.4%(同+3.7%)
4位 福岡県 3.6%(同+2.6%)
5位 京都府 3.1%(同+2.2%)
<都道府県庁所在都市の最高路線価>
1位 東京都中央区銀座5丁目「中央銀座通り」(鳩居堂前) 4,560万円/1㎡(前年比+2.9%)
2位 大阪市「御堂筋」(阪急梅田本店前) 1,600万円/1㎡(同 +27.4%)
3位 横浜市「横浜駅西口バスターミナル通り」 1,160万円/1㎡(同 +13.3%)
4位 名古屋市「名駅通り」 1,104万円/1㎡(同 +10.4%)
なお、東京国税局管内(東京、千葉、神奈川、山梨)の上昇率トップ5は・・
1位 浅草「雷門通り」 301万円(前年比+35.0%)
2位 足立「北千住駅西口駅前広場通り」 341万円(同 +20.1%)
3位 船橋「船橋駅前通り」 182万円(同 +19.7%)
4位 市川「本八幡駅前通り」 122万円(同 +19.6%)
5位 江東東「亀戸駅北口ロータリー」 154万円(同 +18.5%)