最低価格自動落札制度の例外として(1)総合評価制度、(2)低入札価格調査制度、(3)最低制限価格制度があります。
(1)総合評価制度とは
入札価格だけでなく価格以外の要素も評価の対象となり総合評価点が高い業者が落札者となります。
(2)低入札価格調査制度とは
予定価格の範囲内で最低の価格をもって入札の申し込みをした者について、当該価格ではその契約内容に適合した工事の施工が履行されない可能性がある と認められる場合において、契約の相手方として適当か否かを調査し、不適当と認められるときは、次に低い価格で申し込みをした者を落札者とする制度です。
(3)最低制限価格制度とは
予定価格が落札上限価格であるのに対し、最低制限価格に達しない申し込み価格を無効とする制度です。従って、予定価格を下回る価格で入札申し込みをしても、最低制限価格を上回っていないと無効になってしまいます。