~秋の夜長に天体観測はいかが?~(2017年10月号)

秋と言えば何を思い浮かべますか?行楽・紅葉・読書・スポーツ・芸術・食欲の秋など沢山ありますね。晴天が多くお出掛けにもよいですし、脳の活動に最適な温度と湿度になるので読書や勉強にも集中しやすく、芸術等の制作活動に取り組むにもよい季節ですが、秋の夜長の天体観測もおススメです。

 

 ◆意外と気軽に出来る天体観測

  天体望遠鏡を用意し、夜空が見える場所に行かなくては…なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、もっと気軽に天体観測をするのにオススメなのが双眼鏡です。

  倍率が6~10倍の双眼鏡が手ブレも少なく、自宅のベランダや窓からでも肉眼では見えづらい星雲などが見えます。もう少し本格的に見たい方は10~30倍の倍率を選び、三脚で固定すると便利です。

 ◆専用アプリ等の活用

  星座表をダウンロード出来るサイトもありますし、初心者でも気軽に使用出来る便利な天文アプリもあります。スマホは暗闇では眩しいので、暗闇に慣れた目が元に戻ってしまうという難点もありますが、スマホを向けるだけで星や惑星がある方角や位置がリアルタイムで分かるもの、数日先から数年先の星や惑星の位置がわかるものもあります。これらを上手く活用するのも良いでしょう。

 ◆秋の星座と今後の主な天体スケジュール

  宵の口にはまだ夏の星座が西に見え、深夜には冬の星座も昇って来ます。

  秋の星空の目印は、天頂近くに4つの星が四角く並んでいる秋の大四辺形です。これをもとに、天高くかけるペガスス座やアンドロメダ座、ペルセウス座など、ギリシャ神話でもおなじみの星座も見つけることが出来ます。

 

  10/4(中秋の名月)、10/8(りゅう座流星群)、10/10(おうし座南流星群)、10/21(オリオン座流星群)

 11/5~6(おうし座南流星群)、11/12~13(おうし座北流星群)、11/18(しし座流星群)

 12/14(ふたご座流星群)、2018年1/1(スーパームーン)、1/31(皆既月食)

 

※おうし座流星群は、おうし座(オリオン座の3つ並んだ星の上)の方向から飛んで来るように見え、
ピークは23時頃から2時間ほど(日をまたぐ時)です。

観賞対象がない場合は、月の出ていない時間帯か、月が新月に近い日を選ぶと暗い星も見えやすいです。

 

天体観測というと夏と冬が有名ですが、秋の夜空には見ごたえのある星雲や星団も沢山ありますので、気候的にも星座的にも一番気楽に楽しめるかもしれません。

少し遠出して紅葉を楽しんだ夜は満面の星空を見てもよいですし、ご自宅や近場の都心部で星が見られる場所でゆったりと空を見上げて楽しむのもよいのではないでしょうか。