~薬味で暑さを乗り切りましょう!~(2017年8月号)

今回は、前号に引続き夏の食生活に関連したものです。

まだまだ蒸し暑く、食欲もあまりないと冷たくてあっさりした食事に偏りがちですが、そんな時には薬味でアクセントをつけるのもオススメです。

薬味は、料理の風味を引き立て、食欲の増進、腐敗や食あたりを防ぐ殺菌作用などの薬効成分をプラスしてくれます。代表的な日本の夏の薬味についてご紹介します。

 

◆みょうが

食欲増進、血行促進、ホルモンバランスを整える、熱冷まし、解毒など

しゃきしゃきとした歯ざわりが特徴で、カリウムやビタミンC、食物繊維が豊富

に含まれています。

香りが苦手な方は、刻んで水にさらすと和らぎます。

◆わさび

抗菌、虫除け、抗カビ、食中毒を引き起こす菌の増殖抑制、抗がん、食欲増進、血栓予防、鎮痛など

ツンとした辛味と香りが食欲をそそります。脂の多い食材をさっぱりとさせてくれます。

生わさびは金気を嫌うので、すりおろすときは目の細かいサメ肌のおろしを使うと良いでしょう。

◆木の芽(実山椒)

内臓の活性化、解毒、消炎、整腸など

カリウムが多く含まれており、辛味が口当たりを爽やかにしてくれます。

うなぎなど脂の強い食材との相性は抜群ですね。

◆大葉(しそ)

殺菌、食欲増進、健胃、疲労回復、解熱、鎮痛、解毒など

ビタミンやカロチン、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。

大葉はハウス栽培などもあるので1年中市場に出回っていますが、地物は初夏から夏にかけて旬を迎え
ます。

◆すだち

食欲増進、疲労回復、育毛促進、抜け毛予防など

徳島県の特産品のすだち。レモンに比べて約2.5倍のカルシウムとカリウムが多く、

体内の塩分を排出してくれる効果があります。

クエン酸、果糖が豊富に含まれているので、胃腸を刺激し消化吸収を助けてくれます。

薬味は、脇役的な感じで見られがちですが、それだけでも十分な栄養と

健康効果があります。

 

夏の暑さに負けそうなとき、「薬味」の力を上手に使って健康に過ごしましょう!