~秋の虫の音~(2017年9月号)

もうすぐ暑い夏が終わり、秋がやって来ますね。秋と言えば・・・連想するものは沢山有りますが、

ちょっとした草むらや家の周りで聞こえる虫の音は、秋の風情を感じさせるものの一つではないでしょうか。今月は秋の代表的な虫とその音色を幾つかご紹介します。

◆コオロギ 鳴き声コロコロリーン、コロコロリーン

大きさは15mm~21mm程の小さな虫で、北海道、本州、四国、九州と広く分布しています。オスはキリキリキリキリと鳴くのが特徴です。

◆マツムシ — 鳴き声チンチロリン、チリチリリ

河川敷や高速道路沿いの日当たりのよい草地に生息し、動きが素早い昆虫です。

実際の鳴き声は鋭く大音量なので家で飼うのは要注意です。分布は、本州、四国、九州、沖縄及び近隣の島にも生息しています。

 

◆スズムシ — 鳴き声リーンリーン

体長は17mm~25mm程で、分布は北海道から九州まで広く生息しています。ペットショップやホームセンターなどで見かけることが多い馴染み深い秋の虫ですが、古くは平安時代の貴族階級が籠に入れて鳴き声を楽しんでいたそうです。

 

◆クツワムシ — 鳴き声ガチャガチャ

別名「管巻(くだまき)」とも呼ばれており、その由来は鳴き声が馬具の轡(くつわ:馬の手綱の先にある口にはめる器具)の音に似ているからと言われています。日本固有種で、関東以南から九州まで分布しています。

 

◆ウマオイ — 鳴き声 スイッチョン、スイッチョン

鳴き声が、馬子が馬を追いたてる声に似ているので「馬追い」と命名されました。

バッタやキリギリスの仲間で、草原や畑、草の多く茂った公園や河川敷などに生息していることが多く、北海道以外の日本全国に分布しています。

秋の虫の音を聞くと、何だか落ち着きませんか?

人は秋の虫の音を聞くと脳からα波が出てリラックス効果を得られることが研究
で分かったそうです。

また、夜に聞くと副交感神経が刺激されて快眠熟睡にもつながるそうです。

秋の夜長はテレビを消して、虫の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。